2013年03月13日
アイスホテルの滑り台

3日目、2月18日 17:00〜19:00
フィンランド、ユッラス アイスホテル
スキーを午後3時に切り上げたのは、5時からのアイスホテル行きに備えたからでした。
現地オプション、入場料、交通費混みで30ユーロ。
希望者は、29人中28人。
マイクロバス2台となぜか、ベンツが1台停まっています。
「ベンツに乗ってみたいな〜」
「いいのよ、新婚さんにゆずれば!」とかみさん。
結局誰が乗ったのかは、わかりませんが、ぼくたちは、マイクロバスへ。
隣の席に、年輩のSさんご夫婦がいました。
「犬ぞりいかがでしたか?」今朝行くと言っていたので、聞いてみました。
「よかったよ〜!」
片道5km、2人が乗ったそりを、犬4頭が引っ張るそうです。
「ほんとは、向こうで交代するんだけど、ぼくが両方やっちゃったよ!」Sさん、楽しそうです。
「犬はね、走りながら、ウンコして、それが飛んで来るんだよ!」
誰か、運転する人がついているんだと、思っていました。なかなか面白そうですね〜。
30分ほどで、アイスホテルに着きました。
寒いと思って入ったら、意外にもロビーは、暖かいです。
「左がバー、右は、客室。お客さんが泊まっている部屋は、入れないことになっているけど、その他は入ってもOKですよ」と添乗員Kさん。「1時間後に集合です!」
「氷のグラスで飲みたいな」年輩のSさん、一人旅のMさんは、バーの方が気になるようです。
他の皆さんは、右側の客室へ。ぼくたちもついていきました。
暖かいのは、ロビーだけで、まわりが氷の廊下は、ひんやり。冷凍庫のようです。
幅3m、高さも3mくらいのトンネルには、カラフルなLEDがついていて、幻想的な雰囲気。
ところどころ、腰の高さくらいの横穴があいていて、のれんがかかっています。
いつの間にか、みんなとはぐれて、2人。
「これが部屋かな〜」
入ってみると、4畳半くらいの部屋に氷のダブルベッド。マットが敷いてあります。
「これにトナカイの毛皮とか敷いて、寝袋に入るんだね」
「絶対寒い!」
「アツアツカップルなら、抱き合っているうちに、氷が溶けたりしてね」
留学生Pさんが入ってきたので、つまらない話はやめて、3人で、あちこちの部屋をめぐりました。
壁には、万里の長城とパンダ、とか、バイキングとか、童話のお姫様とか、ロマンチックな彫刻がしてあります。
部屋の色も、赤、青、黄色、白、緑など多彩、部屋数は全部で30くらいかな。
でも、ほんとうに泊まるのかしら。
部屋だけでなくて、集会場もあり、
「これなら、お泊り結婚式もできそうだね」
「呼ばれた方は、迷惑かもね」
廊下の片隅に、なぜか滑り台。
おそるおそる階段を上り、滑ってみました。
「気持ちいい〜!」かなり滑ります。
Pさんも「私も!」ご機嫌で滑っています。
遊んでいたら、どこからか、新婚さんNさん、一緒にスキーへ行ったOさん、Wさん、親子もやってきましたよ。
男の子達は、はりきって、何回もやってます。
あと10分ほどになったので、
「氷のグラスはどうなったかな〜」
「飲むの?」
「飲めたらね!(^_-)-☆」
アイスバーへ行ってみました。
年輩のSさんは、ご機嫌、一人旅のMさんは、不満そうです。
「もう一つのアイスレストランの方が忙しすぎて、こっちまで来てくれないんだよ!」Mさん
「ぼくだけ、飲んじゃった!」Sさんは、黄色いお酒入りの氷のグラスを自慢げに見せてくれてます。
ちょっとのタイミングで、Sさんだけ、飲めたようですね。
集合時間になったので、もとのロビーへ。
今夜もオーロラ見られるかな〜。
つづく