2013年04月07日

うれしいオーロラでした

【北欧オーロラ旅行記41 うれしいオーロラでした!】

6日目、2月21日 16:00 

飛行機は、無事離陸しました。
海の向こうは、もうスウェーデン。コペンハーゲンって、国境にある都市なんですよね。

スウェーデン王から、女神が耕して獲得したという伝説も、分かります。

機内の映画は、行きと同じ、「踊る大捜査線」と、「のぼうの城」。
前回は、途中で、寝てしまったので、
「最後まで見るぞ!」とはりきります。

帰りは、気も楽なので、ビールを頼みました。
機内食を持ってきたおにいさんが
「ねえ、ブラピに似てる!」かみさん喜んでます。

食事が終わり、機内はやや暗くなります。
静かになり、映画を見る人、さっさと眠る人もいます。

スタバの大きなコーヒーの飲み過ぎでしょうか、眠れません。(^^;
踊る大捜査線を見ていると、時々窓のカバーをあけて、外を見ていたかみさんが
「あ、オーロラだ!」
「え〜」
確かに、薄緑色の光りが、水平に輝いてます。

まわりは、寝ている方も多くて、騒ぐのもちょっとためらいます。
とりあえず、Wさん。もうすっかり、気持ちよさそうですが、お約束ですから、

「オーロラでてるよ」と起こしました。
Wさん、「う〜ん」と目をこすりながら、窓際のかみさんの席へ。

立ったついでに、後ろのNさんご夫婦も起こしちゃいました。
ほかでも、気が付いた方もいて、なんとなく、みんな起きたようです。

あまり、きれいでない窓に、カメラを押しつけて、8秒シャッターで撮影。
手ぶれどころか、飛行機は、その間に、何キロも移動しているんですよね。

オーロラは、約1時間。輝き続けました。
距離にすると、何百キロでしょうか。

このツアーを締めてくれるのか、それとも、別れを惜しんでいるんでしょうか、うれしいオーロラでした。

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このあとは、成田空港で、ツアーのみなさんと涙のお別れだったり、麻薬犬に絡まれたりもしましたが、オーロラが見えたところで、お開きです。

長い間、おつきあいいただき、ありがとうございました。 
おかげさまで、楽しく書き続けることができました。
とっても楽しい6日間と41日でした! (^o^)

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 16:31Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年04月06日

ほらほら、入れ歯だよ!

【北欧オーロラ旅行記40 ほらほら、入れ歯だよ!】

6日目、2月21日 14:20 コペンハーゲン空港

食べ終わると、年輩ご夫婦Sさんにあいました。
「もう、一杯、飲んじゃったよ(^O^)」すっかりいい気持ちですね。
一緒に、集合場所へ向かいます。

集合場所に行く途中に、セブンイレブンがありました。
その前のテーブルに、添乗員Kさん、新婚のTさんご夫婦、一人旅Mさんたちが、座っていました。
みなさん、それぞれ撮ったオーロラの写真を見せあっています。

Kさんに、搭乗券を見せて、
「オーロラ見えますかね?」
「左側ですね。運が良ければ、オーロラ見えるかも♪」

かみさんは、セブンイレブンのお菓子が気になってますよ。
「ほらほら、入れ歯だよ!(^O^)」
つぼにはまっちゃったようですね。

他に、バナナとか、イチゴとか、おいしそうなのもあるのに。
結局、買いました。バナナは、やっぱりバナナ味です。
入れ歯は、まだ食べてません。怖いですね〜。(^o^;

ここには、人魚姫のミニチュアもありますよ。40cmぐらいでしょうか。岩の上に乗ってます。
本物はさわれませんが、これならお尻でも肩でも、さわり放題ですね。(^O^)
良いことあるかな〜。


いよいよ、飛行機に乗ります。
左右2列、中央4列、合わせて8列ですね。
行きは、ほぼ満席だったのに、帰りは、空席が目立ちます。

左右は、一人の所もありますし、中央は、2人とか、余裕です。
ぼくたちの席は、左側、東へ飛ぶので、北側ですね。もし、オーロラがでれば、Kさんの言うように見えます。
後ろが新婚のNさんご夫婦、通路を挟んで、右側が親切なWさん親子、ひとつ置いて前が、留学生Pさんです。

「時差ボケにならない作戦が、あるんですよ」とWさん。
ごはんを食べたら、薬を飲んで本を読み、あとはぐっすり眠るそうです。

「オーロラ見えたら、教えて」
「たたき起こして上げましょう!(^_-)-☆」

つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 12:09Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年04月05日

39. あちこちさわられちゃいました

【北欧オーロラ旅行記39. あちこちさわられちゃいました】

6日目、2月21日 12:20 コペンハーゲン空港

ニューハウンで、衛兵さんたちの行進を見たあと、バスへ。
できれば、カラフルなカフェで、お昼食べたかったな〜。

そのまま、空港へ向かいます。
空港は、町の対岸、15分くらい。近いですね。
いよいよ、北欧ともお別れです。

「免税品を買われた方?空港へ着いたら、返金してもらいます」
添乗員Kさん、みんなに尋ねます。
「どのくらいいますか?」

ほとんどの人が手を挙げました。
「そんなに?」って、びっくりしています。
5000円くらい買うと、25%返って来るんですから、まとめて、買っちゃいますよね。(^^)

空港へ着き、ガイドさん先頭に、ぞろぞろと、カウンターへ向かいます。
免税品とレシート、申請書類を持って行くと、デンマーククローネで、返金してもらいました。
なんだか、得した感じですね。(^O^)

スーツケースは、今回は23kg、無事、通過ですが、手荷物チェックの時、なぜか、ブー、鳴っちゃいました。(≧∇≦)
「あれれ」
ポケットをさぐっていたのですが、がっちりした女性検査官さんに、
「こっちにこい」と手招きされ、ボディーチェック!あちこちさわられちゃいました。(@@;)
うれしいような、困ったような。

「私なんか男だったわ!」Wさんのお母さんは、怒っています。
普通、チェックは同性ですよね。
もちろん、変なモノは持ってないですから、パスですよ。

飛行機は、15:40。
まだ、3時間ほどありますので、一旦解散です。


今返ってきたのを含めて、デンマーククローネ、ユーロ、あまってますので、まず、おみやげ売場にいきました。
カートを借りてくると、かみさんはりきります。
チョコやクッキーなど、会社などへのおみやげ買ってます。

「トナカイの毛皮ないかな〜」
フィンランド、ノルウェーならあっても、デンマークにはないですね。(^o^;

「おなか空いたね〜」お寿司屋さんとか、パスタ屋さんとかのぞいて、ウロウロ。
結局、スタバがあったので、落ち着きました。
ユーロが残りましたが、おつりはクローネ。
面倒なので、カードにしました。
決済は、ユーロ、クローネ、そして円でもOKです。なつかしいですね。円にしました。


ハンバーガー、サンドイッチとコーヒー。
このコーヒーがでかい!1リットルはありそうですね。

つづく



  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:14Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年04月04日

衛兵さんの行進

【北欧オーロラ旅行記38. 衛兵さんの行進】

6日目、2月21日 11:50 コペンハーゲン

人魚姫の像から、バスに乗り、市内をまわります。
クリスチャンボー城で一旦観光、バスに乗り、昨日も歩いたニューハウンに着きました。


今日はお天気!青空に映えて、カラフルな街が一段ときれい!
家の前には、お店もでていますよ。

「アンデルセンも、このニューハウンに住んでいましたんでしょう」森三中の大島さんに似たガイドさんに聞いてみました。
「どの辺ですか?」
「カラフルな方と反対側、3つ並んだところです」そちらもカラフルです。

「毎日、正午ちょうどに、先ほど行きました、アマリエンボー宮殿で、衛兵の交代があります」ガイドさんです。
クリスチャンボー城から、ここ、ニューハウンを通って、宮殿まで、約1km衛兵が行進。宮殿に女王様がいる場合、にぎやか、いない場合はただの行進だそうです。
「先ほどは、皇太子様だけでした。その後、女王様が戻っていればいいのですが、たぶん、今日は、静かでしょう」

前日歩いた、ストロイエから、ニューハウンへの道。
10分前、そろそろですので、道沿いに並びます。

なんだか、ディズニーランドで、パレードを待つ感じですね。
ただ、待っているのは、ぼくたち日本人だけで、地元の人は、慣れっこです。

普通に、車が通っていましたが、急に、流れがとまったと思ったら、ストロイエの方から、笛と太鼓の音が聞こえてきました。
「あ、今は女王様、帰ってきたみたいですね!」ガイドさん。
「ついてる!」オーロラも含めて、ほんとうについてるツアーです。\(^O^)/

さっきの交代は15人くらいでしたが、もっと多いです。
4列、全部で100人くらいですね。
警備員に守られて、やっぱりかわいい衛兵さん達です。

車は止まってますが、自転車は普通に走っていますよ。どこまでも、優先なんですね。


つづく






  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:04Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年04月03日

意外と小さい人魚姫

【北欧オーロラ旅行記37. 意外と小さい人魚姫】

6日目、2月21日 11:00 コペンハーゲン 

ゲフィオンの泉から、バスに戻りました。
最後に来たのが、一人旅Mさん。
「犬がいてね。かわいかったよ〜」
犬と散歩している方、多かったですね。
そう言えば、看板に自転車はだめ、犬はOKって描いてありました。

バスは、五稜郭、カステレットの外側をぐるっとまわって、人魚姫の像へ。
コペンハーゲンと言えば、やっぱり人魚姫ですね。
バレエになった、アンデルセンの人魚姫から、作られたそうです。
あとで地図を見たら、ゲフィオンの泉から100mくらい。歩いて2.3分の埠頭です。

「何回か首、腕が持ち去られて、そのたび修復されています」
ガイドさんが説明します。こんな岩場で、どうやって首とか持っていったんでしょう。足場とか組んだんでしょうね。

「かわいい!」
意外と小さいです。高さ80cm。
不安定に重なった岩の上にちょこんと乗っています。

吹きさらしで、裸の人魚姫は、寒そうですね。
ところで、人魚なのに、足があります。
モデルになったプリマドンナ、エレーナの足が、とてもきれいだったからだそうですよ。


人魚姫の向こうを遊覧船が通ります。
「あ〜、昨日乗りたかったね〜」

みんなで、この旅、初めての集合写真を撮ったあと、新婚のNさんが、岩に登り始めましたよ。
Nさんは、消防士さん。綱渡りのような大会にもでている、心やさしいアスリートです。


「ほんとは、やりたいんでしょう」とかみさんが、ぼくの方を意地悪そうに見ます。
「岩に乗って、お尻なでたい。(^^;」

Nさんは、岩の上には登らず、ポーズ♪
あ〜、やりたかった!

つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:01Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年04月02日

あ、五稜郭!

【北欧オーロラ旅行記36. あ、五稜郭!】

6日目、2月21日 10:40 コペンハーゲン 

女王様のアマリエンボー宮殿を50mほど歩くと、海にでます。
冬なので、水がでていない噴水があり、周辺は、公園になっています。

「この辺は、昔倉庫でした。大きな建物が並んでいたんですよ」森三中の大島さんに似たガイドさんです。

「王宮のとなりに倉庫?」
「倉庫→密輸→ギャング?王宮に似合わない物騒な感じだね〜」

海からの冷たい風が、吹いています。
「風よけにはよかったんだろうね」

寒い公園は、急いで通り過ぎ、おみやげやさんへ。
小さなお店なのに、みなさん、買い物熱心。タックスフリーになるように買ってる人もいますよ。
かみさんは、ニューハウンって、書いてある黒いTシャツを買いました。

再び、バスに乗ります。
「いよいよ、人魚姫かな」

と思ったら、すぐ停まりました。

「ゲフィオンの泉です」ガイドさん。噴水ですが、冬なので、ここも、水がでていません。
「昔、スウェーデン王から、『一晩で耕した土地を与える』と言われた女神ゲフィオンが、4人の息子を牛にかえて、耕したのが、今のコペンハーゲンのある島です」
ほんとは、もっとたくさん耕したのに、欲張りすぎて、落っことしちゃった〜、かな。

そんな落ちがあったのですが、ちがってるかも。(^^;

「猛烈な女神さんだね〜、働け、働け、ハヒフヘホ〜!」
「旦那さんは、どうしてたのかな」

バスを降りて、少し坂を上ります。
ゲフィオンさん、片肌脱いで、たくましいけど、セクシーです。(^O^)
水がでているところを見てみたいですね。迫力ありそうです。

足下には、ヘビ。
ちょっと、かわいいですね。女の子にも人気ですが、
「私は、きらいよ」Wさんのお母さん。
「抜け殻を持っていると、お金貯まるそうですよ♪」
「でも、きらい!」

だいたい、本物のヘビを好きな人はいませんね。(^o^)

泉の向こうは土手になっていて、見下ろすと、凍っています。
ここも運河なのでしょうか。

泉から、降りてくると、古い教会があります。
聖アルバニ教会です。バラ窓は、中から見たら、きれいでしょうね。
その前に、なにか地図がありますよ。

「あ、五稜郭!」
正式には、カステレット。星形は、函館の五稜郭そっくりです。
さっきの凍った運河のようなのは、このお堀だったんですね!(@@;)

つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:37Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年04月01日

やさしい衛兵さん♪

【北欧オーロラ旅行記35. やさしい衛兵さん♪】

6日目、2月21日 9:50 コペンハーゲン 

朝食を食べて、バスで半日市内観光です。
ガイドさんがついての本格的バス観光は、このツアー初めてですね。

森三中の大島さんにちょっと似てる、たくましそうなガイドさん。
せっかちなのか、ちょっと早口です。(^^;

昨日行った、カラフルな街、ニューハウンを通り越して、100mくらいでしょうか。
アマリエンボー宮殿。デンマーク王室の居城です。

城と言ってもお堀や城壁があるわけでなくて、大きな4つ角の大きな住宅です。
交差点の中心の、馬に乗った像のもとに集合です。

「楠正成だね〜」であるわけありません。(^^;
この町を作ったえらい人なんでしょう。

角ごとに、女王の家、皇太子の家となっていて、

「女王様がおいでになると、屋根に国旗がでています」ガイドさんが、まわりを見渡します。
「今は、皇太子様だけですね」

衛兵さんの交代時間が、10時だそうで、あと10分くらいですね。
大きな黒い帽子?は、冬だけだそうです。おもちゃの兵隊みたいですね。

「話しかけたらいけませんが、近くによっても大丈夫です」

ためしに、近寄ってみました。
2mくらいまでいくと「シッシッ!」みたいなポーズをします。
また、ぼくたちの後ろを指さしました。
「おっと、車だ!」

ここは交差点なので、車や自転車が入ってくることもあります。
そういうのを注意してくれる、やさしい衛兵さんですね。

10時になると、宮殿の横の扉が開いて、交代の衛兵さん達15名ほどが、ゾロゾロとでてきます。

ガイドさんが、「アメリカの銃です。銃弾が6発入ってます」と説明すると
一人旅Mさんが、「お、前より良くなったね」
「え、そうですか?」
「うん、よくなった」よくわからないですが、なぜかMさん、詳しいんですね。来たことがあるのでしょうか。

衛兵さん、顔を見つめ合って、引継でしょうか、あまり話しているようでもないですね、儀式でしょうか。
その間も、普通に自転車や車が行き交ってます。
普通の大きな住宅に、頼りなさそうなやさしい衛兵さん♪、デンマークは、平和なんですね。


つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 23:26Comments(0)オーロラと北欧文化の旅