2013年03月21日
サンタクロース・エクスプレス

4日目、2月19日 17:30
フィンランド、ロバニエミの駅
バスは、5分ほど走り、ロバニエミの駅に着きました。
発車まであと、30分くらい。
改札はなく、そのままホームへ。
もう、サンタクロース・エクスプレスは、到着していて、バスは横付けです。
「スーツケースを運びやすいように、部屋は1階です」添乗員Kさん。
寝台部分は、2階建てになっていて、その下側がぼくたちの個室です。
スーツケースをバスから降ろして、列車へ運び込みます。
ぼくたちは、62号車。部屋は、2人用個室になっています。
通常の4人用B寝台を、真ん中で切って、扉をつけたみたいな作りです。
2段ベッドがあり、簡単な洗面台が付いています。
両隣は、スキー仲間のOさん親子、Wさん親子。その向こうが、年輩のSさん夫婦です。
知っている方たちに囲まれていると、安心しますね。(^^)
先頭よりの一部屋だけ、ちょっと広め。
新婚のNさん夫婦です。
「ぼくたちだけ広くて、悪いねえ♪」町で買ってきた小物で飾り付けています。
新婚さんは、そのくらいの特典があってもいいですね。
発車まで、15分ほどありますので、一旦外へ出てみました。
「ヘッドマークを見たいね」
ちょうど、Pさんも外へ出てきたので、3人で、行ってみましたよ。
機関車の横には、トラックが横付け。
食堂車も付いていますから、食材などを運んでいるのでしょうか。
横を回り込んで見たのですが、ヘッドマークがない!
「そういえば、どこにも、サンタクロースって、書いてないねえ」
「ふくろうの絵は書いてあったよ。ほんとは、ふくろう特急じゃない?」
空は、どんどん暗くなっていきます。
Sさん夫婦も出てきて、澄み渡った空を眺めていますよ。
「オーロラでないかねえ」
「雲一つないし、ばっちりなのにね〜」
オーロラ、ラストチャンスは、残念ながら、空振りみたい。
車内に戻り、Oさん、Wさんたちと、探検気分で、2階にもどやどやと、行ってみました。
お客さんがいる気配はありません。
「ふーん、あんまり変わらないね〜」
「やっぱり、1階は荷物運びやすいし、揺れにくいから、いいよね」
「これはなんだ?」Wさんが、部屋の一部を引っ張ってみると、
「あ、シャワーだ!」
そう、2階は、シャワー付きでした。(^O^)
「ちょっと、高級なんだね」(^^;
つづく