2013年03月21日

サンタクロース・エクスプレス

【北欧オーロラ旅行記23. サンタクロース・エクスプレス】

4日目、2月19日 17:30
フィンランド、ロバニエミの駅

バスは、5分ほど走り、ロバニエミの駅に着きました。
発車まであと、30分くらい。
改札はなく、そのままホームへ。
もう、サンタクロース・エクスプレスは、到着していて、バスは横付けです。

「スーツケースを運びやすいように、部屋は1階です」添乗員Kさん。
寝台部分は、2階建てになっていて、その下側がぼくたちの個室です。

スーツケースをバスから降ろして、列車へ運び込みます。
ぼくたちは、62号車。部屋は、2人用個室になっています。

通常の4人用B寝台を、真ん中で切って、扉をつけたみたいな作りです。
2段ベッドがあり、簡単な洗面台が付いています。

両隣は、スキー仲間のOさん親子、Wさん親子。その向こうが、年輩のSさん夫婦です。

知っている方たちに囲まれていると、安心しますね。(^^)

先頭よりの一部屋だけ、ちょっと広め。
新婚のNさん夫婦です。
「ぼくたちだけ広くて、悪いねえ♪」町で買ってきた小物で飾り付けています。
新婚さんは、そのくらいの特典があってもいいですね。

発車まで、15分ほどありますので、一旦外へ出てみました。
「ヘッドマークを見たいね」
ちょうど、Pさんも外へ出てきたので、3人で、行ってみましたよ。

機関車の横には、トラックが横付け。
食堂車も付いていますから、食材などを運んでいるのでしょうか。

横を回り込んで見たのですが、ヘッドマークがない!
「そういえば、どこにも、サンタクロースって、書いてないねえ」
「ふくろうの絵は書いてあったよ。ほんとは、ふくろう特急じゃない?」

空は、どんどん暗くなっていきます。
Sさん夫婦も出てきて、澄み渡った空を眺めていますよ。

「オーロラでないかねえ」
「雲一つないし、ばっちりなのにね〜」
オーロラ、ラストチャンスは、残念ながら、空振りみたい。

車内に戻り、Oさん、Wさんたちと、探検気分で、2階にもどやどやと、行ってみました。

お客さんがいる気配はありません。
「ふーん、あんまり変わらないね〜」
「やっぱり、1階は荷物運びやすいし、揺れにくいから、いいよね」

「これはなんだ?」Wさんが、部屋の一部を引っ張ってみると、
「あ、シャワーだ!」
そう、2階は、シャワー付きでした。(^O^)
「ちょっと、高級なんだね」(^^;


つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 16:56Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月20日

ロバニエミのロウソク橋

【北欧オーロラ旅行記22. ロバニエミのロウソク橋】

4日目、2月19日 16:30
フィンランド、ロバニエミ

マクドナルドで、一旦解散。
ぼくたちも、留学生Pさんも向かった、ロウソク橋の方へ行ってみましよた。
ロバニエミの町のメインストリート、歩行者天国です。
夕方なのに、人影はまばらです。他のメンバーの姿も見えません。

道の真ん中に、除雪した大きな雪の山があって、女の子が登っていますよ。
子供は、どこでも、元気ですが、気をつけて欲しいですね。

トナカイ角細工の屋台が出ていましたよ。
「そういえば、まだ買ってなかったね」
「ノルウェーじゃあ、高かったからね」
キーホルダーなどがありましたが、結局、りっぱな角がついた呼び鈴。

「これで、ごはんだよ〜って呼ぼう!」

ロウソク橋まで500mほどですが、寄り道ばかりで、とっくにPさんはいません。
昔、上流から流した材木を、この辺りで岸に上げたそうです。
木こり達は、丸太の上の方を十文字に切って、そこに火種を詰めて、火をつけたそうですが、ロウソクと言うより、たいまつに近いですね。

橋の上の方が、そのロウソクになっています。夕陽があたっていい感じ。
もっと暗くなると、光ってロウソクっぽくなるんでしょうね。
川が凍っていて、雪煙?境目が煙っています。やっぱり、寒いんですね。

「昔、柳町も材木屋さんばかりだったね」
かみさんの実家周辺です。子供のころ、よく遊びました。

毎日通っている「セイシン葵の森」のあたりも昔は、材木屋さんでしたね。
この町に、ぐっと親近感を感じます。

歩いて戻るとサブウェイもありました。これも、最北なのかな〜。
素通りして、集合場所のスーパーへ。
まだ、時間があったので、中へ入ってみました。

ちらほらと、同じツアーの方がいます。
全部で29人ですので、お話ししたことのない方、お名前を知らない方も多いですね。
「いろいろ、おみやげ買っちゃう♪」って、喜んでいます。

とりあえず、ぼくは、今夜のビールだけ、かみさんは、お菓子とか買い込んでいるようですね。
これから、お楽しみの寝台特急、サンタクロースエクスプレスです。\(^O^)/

つづく


  


Posted by 駿河屋 黒田  at 16:33Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月19日

世界最北のマック

【北欧オーロラ旅行記21. 世界最北のマック】

4日目、2月19日 16:15
フィンランド、ロバニエミ マクドナルド

世界最北のマクドナルド・・・。
稚内の「日本最北端の地の碑」みたいに、凍った北極海の前にあるドライブスルーを、イメージしていていました。
そもそも、マックがそんなお客さんが来ない場所に、お店を出す訳ないですよね。(^o^;

サンタ村からバスで20分ほど。
ロバニエミ市内に入りました。ぐるっとバスで車窓観光、町の中心、大きなスーパーの前で停まります。

ロバニエミは、フィンランドの古都ですが、古い町並みはありません。
第2次世界大戦の時に、ドイツが占領していて、終戦直前、逃げるときに焼き払ってしまったそうです。
郊外の町みたい。

「1時間したら、ここに集合!」バスから降りました。

「とりあえず、マックに行こうね」
ぞろぞろと、みんなで歩いていきますが、信号を渡るときに、凍った横断歩道で、すべって転んじゃいました!(≧∇≦)
久しぶりの町は、歩きにくい!(^o^;

降りたスーパーのすぐ近く、町の真ん中に、普通にマックはありました。
もちろん、北極圏の境の町、ロバニエミですから、除雪はしてありますが、雪は残っています。


どどど!と、日本人の集団がマックへ入ります。
中は、普通のマックですね。
「ハッピーセットがあるよ!」子供たちが、うれしそうに眺めていたので、写真を撮らせてもらいました。(^o^)

ぼくたちは、普通のチーズバーガーとシェイク。
スキー仲間のWさんは、黒っぽいパンが乗ったハンバーガーです。
「ロウソク橋の方へ行ってみるね」留学生のPさんは、さっとお店を出ていきました。


「何かあるはず!」Wさんが、お店に掛け合って、記念の絵はがきをもらってくれました。
しっかりしてますね!(^O^☆♪

つづく


  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:19Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月18日

マリメッコリ、行ってみようか!

【北欧オーロラ旅行記20. マリメッコリ、行ってみようか!】

4日目、2月19日 14:00
フィンランド、ロバニエミ サンタクロース村

ここ、サンタクロース村は、北極圏との境にあります。
入り口の建物の中には、
北緯66°33というラインが引かれています。

すっかり方向音痴で、
「あれ、どっちが北?南?」
「今境にいることは確かだけどね」

外へ出てみると、空中に電線のようなものが、引かれています。
これも、北極圏のラインです。
「なんだか、建物のラインと、角度的にずれてるみたい!」(^^;
「う〜ん、曲がっているかも?」添乗員Kさん。

何枚も写真を撮ってもらいましたが、一枚だけのツーショットです。\(^O^)/
語尾を上げるしゃべり方は、ちょっと女優の真矢みきさんに、似てるかな〜。


「マリメッコリ、行ってみようか!」ぼく。
「マリメッコでしょ!」
「緑のモノを想像しちゃいますね!(^O^)」Wさんも喜んでいます。

そう、北海道のゆるキャラ、「まりもっこり」と、ごちゃごちゃになってました!
マリメッコは、フィンランドの人気ブランドです。
大胆な花柄が、有名なようで、北欧のガイドブックには必ず出てきますよ。

ここサンタ村から、50mくらい歩いたところに、ショップがあります。
みんなで、ぶらぶらと歩いていくと、同じツアーの方と会いました。

「たくさん買ってきちゃった!」ショッピングバッグを見せてくれました。
「鍋敷きが良いよ!」

40ユーロ以上で、免税となります。
なにしろ、消費税25%ですから、がんばっちゃいます。

「かわいい柄だね!」
コーヒーカップが15ユーロ、ペアで買ったり、おすすめの鍋敷きとか、エプロンとか、あっという間に40ユーロを越えてしまいました。(^^)

もう一度、戻ったサンタ村の売店では、トナカイの毛皮を売ってました。
65ユーロ。免税で、6500円くらい。

欲しいと思って、添乗員Kさんに相談してみましたが、一緒にいた現地ガイドさんに
「毛が抜けるからやめた方が良いですよ」
ちょっぴり、心残りになりました。


つづく

▼フィンランド、ロバニエミ サンタクロース村
http://santaclausvillage.jp/

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:29Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月17日

トナカイぞり気持ち良い!

【北欧オーロラ旅行記19. トナカイぞり気持ち良い!】

4日目、2月19日 13:00
フィンランド、ロバニエミ サンタクロース村

「昨日、犬ぞりに乗れなくて残念な方、トナカイぞりは、この裏にありますよ!」添乗員Kさん。

そう、はじめは犬ぞりなんて、罰ゲームみたい、とバカにしていました。
その後、人気で参加できない、参加者の「やってみたら面白かった!」なんて、声を聞いて、うらやましくなっていたんです。

サンタクロース村、オフィスの裏側へ、留学生のPさん、一緒にスキーへ行ったWさんとお母さん、添乗員Kさん、そしてぼくたちの6人がぞろぞろと向かいました。
やっぱり、サンタさんの相棒は、トナカイですよね。

「1km 25ユーロ、400m 15ユーロ」と看板が出て
います。
「1キロ乗ろう!」Pさんとぼくたち。
Wさん親子は、400mです。

トナカイぞりは、前後に2つ、2人乗りの座席があり、真ん中に、御者〜スタッフがのります。
前にPさん、後ろにぼくたち。
座席には、トナカイの毛皮があり、それを胸まで、かけます。

最初は歩くくらいのスピード、特に登り坂はぼちぼちですが、下りはかなり速い!(^O^)
寒いけど、樹氷の中を、さっそうと走るのは気持ち良い!
とくに、ぼくの場合、サンタ帽をかぶっているので、気分はサンタクロースですね。

すっかり、満足すると
「おなかがすいたね〜」ぞろぞろと、はじめの建物へ。途中で、何人か、合流してきました。

カラフルなメニューを見て、
「トナカイのハンバーガーだね!」
頼もしい、Wさんに、注文してもらいました。

今、ひっぱってもらったばかりのトナカイ。水族館で、イルカを食べるみたい。(^^;
サンタ村で、相棒のトナカイを食べるのも、変な感じですね。

味は、牛肉に似てます。臭みもなく、おいしかったですよ。
ポテトが大きいのに、びっくりでした。(@@;)


つづく


  


Posted by 駿河屋 黒田  at 13:26Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月16日

本物のサンタクロース!

【北欧オーロラ旅行記18. 本物のサンタクロース!】

4日目、2月19日 12:30
フィンランド、ロバニエミ サンタクロース村

この世には、本物のサンタクロースが、数人いて、ここ、サンタクロース村には、そのうちの一人がいます。
ユッラスからバスで3時間。
青い空、白い氷原、樹氷、トナカイにも飽きたころ、ロバニエミのサンタクロース村に着きました。

「サンタさんが、お昼休みにはいる前に、会いに行きましょう」添乗員Kさん。
1時間半ほど、お休みになることがあるそうです。

とっておきのサンタ帽をかぶりました。
そう、ディズニーランドは、ミッキー帽。サンタ村は、この赤い帽子ですね。

入り口の建物を素通りして、奥のサンタオフィスへ。
長い廊下には、サンタに関するいろいろな装飾があります。

「クリスマスに来たら、ずらっと並んでいるんだろうね」
ディズニーランドのアトラクションのように、待ち時間を楽しませる工夫がしてあるんですね。
でも、今はこのツアーだけみたい。どんどん進んでいきます。

一番高いところに、サンタさんのお部屋がありました。
ここからは、カメラはNG。専用のカメラで撮ってもらいます。

受付には、妖精がいて、入る人の数をチェックしています。
一度に写真を撮るのは、何人でもOKなんですね。

もちろん、一人旅のMさんは、一人。
親族で来ている方々は、5.6人でどやどやと入っていきます。

A4写真が一枚25ユーロだったかな〜、そのほか、ちょっとお安いのが、絵はがき6枚、高いUSBメモリーだと、動画も入っているそうです。

「高いね〜、そんなの買わないよね」
「買わなくてもOK、写真だけ撮るのは、ただですよ」添乗員Kさん。
「USBもいいな〜」後ろの留学生Pさんは、ルンルンしています。

まあ、とりあえず、サンタさんに会ってみよう。
「2」と言って、かみさんと二人で中に入ります。

本棚らしいものが並んで、ごちゃごちゃした部屋、一段高いところに、サンタさん。

「ハロー」と言って差し出された、サンタさんの手、大きい!
ぼくも大きい方ですが、これはまるでグローブみたい。

「どこから来たの?」みたいなこと聞かれたので、
「ジャパン」そのあと、「ノーザンライト見たか」とか、二言三言お話し。

ぼくの帽子に、注目して
「ナイス!」ちょいちょいと、なおしてくれます。

ポーズを作って、撮影。
低音がひびく、すてきな声でした。

先に撮影を終わっていた、年輩夫婦Sさんが、写真を買ってました。
ちょっと感動していて、

「ディズニーランドのジェットコースターの写真、その他大勢と写っていて1500円!これは、本物のサンタさんと3ショット!やっぱりお得だよね〜\(^O^)/」
と買ってしまいました。

ここの郵便局から出せる、切手と絵はがきを買っていると、

「昨日、犬ぞりに乗れなくて残念な方、トナカイぞりは、この裏にありますよ!」添乗員Kさん。
「お、行こう!」


つづく


  


Posted by 駿河屋 黒田  at 13:24Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月15日

焼きたてのワッフル

【北欧オーロラ旅行記17. 焼きたてのワッフル!】

4日目、2月19日 8:00
フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ

3回目の朝食です。
2階のレストランで、ビュッフェの朝食を集めてテーブルへ行くと、一人旅Mさんがすでに来ていました。

「おはようございます。今日はいいお天気ですね!」
朝からまぶしいくらいです。
「午前中はバスで移動ですから、ちょっともったいないですね。今日もスキーやりたいですね」

それでも、まだ日は昇りません。
「この辺は盆地だからねえ」とMさん。山々を見ます。


「ねえ、おもしろいのがあるよ!」かみさん、うれしそうです。
ビュッフェコーナーの隅へ連れてかれました。

「ポタージュ♪?」クリーム色のどろっとした液体。みそ汁以外に、スープがないので、うれしくなりました。
「そうじゃないよ!」

平べったい丸い容器に入れて、ふたをします。
いい匂いがしてきました。

「ワッフルだよ!」
しっかり、格子柄の模様がついています。

甘いシロップをかけて、できあがり!
焼きたてのワッフルは、とってもおいしい!\(^O^)/

朝食が終わって、レストランから出ようとすると、クラブツーリズムの星一徹さん。
なんだか、うれしいんですよね。

「オーロラはまだ1回だけだよ」とやさしく微笑んでます。
「今夜、見られると良いですね。これからぼくたちは、ロバニエミへ行きます。」
本名も知りませんし、写真もありませんが、心に残る方でした。

部屋へ戻り、出発の支度。
「さあ、本物のサンタさんに会うぞ!」
ぼくは、トランクの奥から、クリスマスエアロで使ったサンタ帽を、取り出しました。(^O^☆♪

つづく

▼フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ
http://appleworld.com/hotelinfo/hotel/04026597/apl/http%3A%2F%2Fappleworld.com%2Fapl%2F


  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:03Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月14日

オーロラが見られない夜もあるんだね

【北欧オーロラ旅行記16.オーロラが見られない夜もあるんだね 】

3日目、2月18日 19:00〜4:00
フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ

夜7時。アイスホテルからホテルへ帰ってきました。
「昨日の今頃は、オーロラ見えてたね」
空を見上げても、雲ばかり。見える気配はありません。

「湖へ行きたい方、7:30集合です」添乗員Kさん。
「歩いて10分ほどです」

「この雲じゃあね〜。ごはん食べようか」湖は後回しにしました。
「2階のレストランに行ってみようか」
昨夜ぼくたちは、ピザ屋でしたが、ほぼ半分の方が、ホテル内のレストランへ行ったそうです。

行ってみると、まだ誰もいません。
「ハンバーガーにしよう!昨日行った方に人気だったらしいよ」

一人旅Mさんがきました。ビールとおつまみを頼んでいます。
「ぼくたちは、スキーに行きましたが、Mさんは?」
「この辺をぶらついていたけど、トラックが脱輪してね。レッカーで引き上げてた。あんなことがあるんだね〜」
まわりを探検するのも、おもしろいですね。(^^)

ハンバーガーが来ました。
「でかい!(@@)」
「お肉が180gって書いてあったよ!」
でっかいお肉の上にパンがちょこんと乗っています。
とても、持って食べるサイズじゃないですね。ナイフとフォークで食べます。

年輩のご夫婦、Sさん達が来ました。
ワインとか頼んでます。
「昨日は、ぼくもそのハンバーガー頼んだよ。(^o^)」

話が弾んで、エアロの話になりました。
「ぼくも最近ジムに通い始めて、ズンバやってるんだよ!」とSさん。
中高年に人気のダンスですね。
奥さんは、まだ入ってないそうで
「夫婦でやると楽しいですよ!」とおすすめしました。

このホテルの各部屋にはサウナがついています。
「食べる前にセットしたから、そろそろ暑くなってるな」
MさんもSさんも、これからサウナのようですが、飲んじゃって大丈夫でしょうか。

夜9時すぎ、食べ終わり、ぼくたちもサウナをセットして、
「湖へ行ってみようか」

ぶらぶらと坂を下って、湖へ。
足下は、雪明かりで、なんとなくわかりますが、すっかり凍結していて、岸と湖の区別も付きません。

かなり広い湖は、オーロラ鑑賞にちょうどいいです。
でも、空は、相変わらず、雲ばかり。

「オーロラが見られない夜もあるんだね」
「毎日、こうだったら、がっかりしちゃうね」

2日連続で、見られたのは、奇跡かもしれませんね。
部屋へ帰って、サウナに入り、スキーの疲れもあり、さっさと寝ました。

午前4時頃、トイレに起きたら、かみさんも起きてきました。
「オーロラ見えないかな」
「え〜!行くの〜?」

かみさんがどんどん着込んで先に行き、ぼくは一足遅れです。
裏口から、出てみると、2つの人影。
よく見たら、添乗員Kさんでした。

「おはよう?こんばんは?オーロラでてないかな〜と思って」Kさん。

北斗七星、カシオペアが、頭の上にキラキラと輝いていますが、オーロラは見えません。




「晴れてるのに、出てくれないんだね」
「やっぱり、こんなこともあるだね」

後で聞いたら、スキーへ行ったOさんと、もう一組の新婚さんTさんは、その夜も、雲の向こうにオーロラを見たそうです。
ちょっぴり、悔しい夜でした。(^o^;

つづく



▼フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ
http://appleworld.com/hotelinfo/hotel/04026597/apl/http%3A%2F%2Fappleworld.com%2Fapl%2F





  


Posted by 駿河屋 黒田  at 16:54Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月13日

アイスホテルの滑り台

【北欧オーロラ旅行記15. アイスホテルの滑り台】

3日目、2月18日 17:00〜19:00
フィンランド、ユッラス アイスホテル

スキーを午後3時に切り上げたのは、5時からのアイスホテル行きに備えたからでした。



現地オプション、入場料、交通費混みで30ユーロ。
希望者は、29人中28人。
マイクロバス2台となぜか、ベンツが1台停まっています。

「ベンツに乗ってみたいな〜」
「いいのよ、新婚さんにゆずれば!」とかみさん。

結局誰が乗ったのかは、わかりませんが、ぼくたちは、マイクロバスへ。
隣の席に、年輩のSさんご夫婦がいました。

「犬ぞりいかがでしたか?」今朝行くと言っていたので、聞いてみました。
「よかったよ〜!」
片道5km、2人が乗ったそりを、犬4頭が引っ張るそうです。
「ほんとは、向こうで交代するんだけど、ぼくが両方やっちゃったよ!」Sさん、楽しそうです。
「犬はね、走りながら、ウンコして、それが飛んで来るんだよ!」
誰か、運転する人がついているんだと、思っていました。なかなか面白そうですね〜。


30分ほどで、アイスホテルに着きました。
寒いと思って入ったら、意外にもロビーは、暖かいです。

「左がバー、右は、客室。お客さんが泊まっている部屋は、入れないことになっているけど、その他は入ってもOKですよ」と添乗員Kさん。「1時間後に集合です!」

「氷のグラスで飲みたいな」年輩のSさん、一人旅のMさんは、バーの方が気になるようです。

他の皆さんは、右側の客室へ。ぼくたちもついていきました。
暖かいのは、ロビーだけで、まわりが氷の廊下は、ひんやり。冷凍庫のようです。
幅3m、高さも3mくらいのトンネルには、カラフルなLEDがついていて、幻想的な雰囲気。



ところどころ、腰の高さくらいの横穴があいていて、のれんがかかっています。
いつの間にか、みんなとはぐれて、2人。

「これが部屋かな〜」
入ってみると、4畳半くらいの部屋に氷のダブルベッド。マットが敷いてあります。
「これにトナカイの毛皮とか敷いて、寝袋に入るんだね」
「絶対寒い!」
「アツアツカップルなら、抱き合っているうちに、氷が溶けたりしてね」
留学生Pさんが入ってきたので、つまらない話はやめて、3人で、あちこちの部屋をめぐりました。

壁には、万里の長城とパンダ、とか、バイキングとか、童話のお姫様とか、ロマンチックな彫刻がしてあります。
部屋の色も、赤、青、黄色、白、緑など多彩、部屋数は全部で30くらいかな。
でも、ほんとうに泊まるのかしら。

部屋だけでなくて、集会場もあり、
「これなら、お泊り結婚式もできそうだね」
「呼ばれた方は、迷惑かもね」

廊下の片隅に、なぜか滑り台。
おそるおそる階段を上り、滑ってみました。
「気持ちいい〜!」かなり滑ります。
Pさんも「私も!」ご機嫌で滑っています。

遊んでいたら、どこからか、新婚さんNさん、一緒にスキーへ行ったOさん、Wさん、親子もやってきましたよ。
男の子達は、はりきって、何回もやってます。

あと10分ほどになったので、
「氷のグラスはどうなったかな〜」
「飲むの?」
「飲めたらね!(^_-)-☆」

アイスバーへ行ってみました。
年輩のSさんは、ご機嫌、一人旅のMさんは、不満そうです。

「もう一つのアイスレストランの方が忙しすぎて、こっちまで来てくれないんだよ!」Mさん
「ぼくだけ、飲んじゃった!」Sさんは、黄色いお酒入りの氷のグラスを自慢げに見せてくれてます。

ちょっとのタイミングで、Sさんだけ、飲めたようですね。

集合時間になったので、もとのロビーへ。
今夜もオーロラ見られるかな〜。

つづく


  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:35Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月12日

スキー、やっぱり楽しいな〜。(^O^)

【北欧オーロラ旅行記14. スキー、やっぱり楽しいな〜。(^O^)】

3日目、2月18日 10:00〜15:00
フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ

ホテルの玄関前にスキー場行きバスがつきました。
「行ってらっしゃい!」添乗員Kさんに見送られて、若い女性Oさんとぼくたちは、バスへ。

お財布だけ持って、手ぶらでスキーへ行くなんて、びっくりするほど気軽です!
「2パーソンズ」と言って7ユーロ、払います。

ここ、ユッラスは、地元では、オーロラよりもスキーリゾートとして有名なようです。

バスは、意外とすいていたのですが、2.3分おきに停まる停留所からは、続々とスキーを持った人が乗り込み、いっぱいになってしまいました。こんなバスの車内、絶対静岡では見られない!
月曜日なのに、子供の姿も見えますよ。
15分ほど走って、スキー場の建物の前に横付けです。

「レンタルはこっちかな〜」すいすい入っていくOさんの後に、くっついていきます。

中には、もう行列ができていますが、どんどん中に入っていきます。
カウンターで、申込書を書きます。
「住所は、ホテルでいいでしょう」頼もしいOさんです。

1時間前に行ったはずのWさんが、やってきました。
「そろそろ来るころだと思ってましたよ」ますます、頼もしい!\(^O^)/
「靴をここで借りて・・・」

並んでいる人もいますが、勝手にさがして良いようです。
「スキーはこちら」
靴を持って、カウンターへ。スキー板を借ります。
身長+10cmだった昔と違って、今は-10cmくらいがいいようです。
2人分で60ユーロ、約7500円
おかげさまで、すいすいとレンタルできました。

Oさんは、スノボーをもう借りてきていましたよ。
「レンタルウエアはないようですね」
「雪が乾いているから、いいかもね」オーロラを見る格好で滑ることになりました。

1日リフト券は、37ユーロ、帰りのバス3.5ユーロ、カードの保証料6ユーロ、2人分で、93ユーロ、約12000円です。リフト券を胸ポケットに入れて、ゲレンデに出ましたよ。

ウォーミングアップ代わりの、キックターン♪
スキーを履いたまま、片足を上げて、反対側へ。
昔やってましたね〜、まだ覚えてました!

「すごい!」Wさんもびっくりしてくれました。「やったことないな〜」
膝が堅くて、ちょっとぎごちないですけどね。(^^;

「ここのリフトは変わっていてね」
遠くから見ると、トイレのつまりをとるパッコンに似ています。
丸いモノがケーブルからぶら下がっていて、股で挟むんですね。
足に履いたスキーは雪についていて、滑って登っていく感じ。
スノボーのOさんも、とってもやりにくそう。

400mくらいかな、苦労しながら、上がって、15年ぶりのスキー。
超ボーゲンですね。(^^;
はじめは怖かったけど、だんだん調子が出てきましたよ。

丸形リフトの隣には、Tの字を逆さにしたようなものがぶら下がっている、二人乗りリフト。
やっぱり、スキーを雪につけて、滑って登っていく感じ。これって、足が疲れちゃいますね。
丸形の2倍、約1000m
二人乗りって言うけど、タイミングが合わずに、一人ずつです。

上の方は、ガスが出ているし、風も強くて、寒い!
ふるえながら、すべっていきます。
雪は硬め。傾斜は急でも、こぶがないから、気持ちよく滑れましたよ。

あんまり、足を引っ張っても悪いので、一旦別れました。
お昼は、簡単なクロワッサンやサンドイッチ。一緒に食べて、
「じゃあ、3時にまた会いましょう」

若いお二人は、どんどん上へ行ったようです。
われわれ夫婦は、上は寒いので、下の丸形リフトで行ったり来たり。

子供たちが、リフト横、木の隙間を縫うように、バンバン滑っています。
「うちの子も、小さいころはああだったな〜」なつかしく思いながら、

「負けないぞ!」と子供たちと競争してみましたが、やっぱり敵いませんねえ。(≧∇≦)

慣れたころ、3時になりました。

スキー、やっぱり楽しいな〜。(^O^)


▼フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ
http://appleworld.com/hotelinfo/hotel/04026597/apl/http%3A%2F%2Fappleworld.com%2Fapl%2F


つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 16:47Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月11日

15年ぶりのスキーへ行くことになりました

【北欧オーロラ旅行記13. 15年ぶりのスキーへ行くことになりました】

3日目、2月18日朝 8:00〜9:00
フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ 2階レストラン

もう、8時だというのに、まだ薄暗いですね。
ここフィンランドのホテルも前日同様、ビュッフェ、バイキングです。

入り口で、星一徹さんに会いました。
「昨日は、オーロラ、見えましたね♪」
「ああ、実はあの後、10時頃湖へ行ったけど、見られなかったよ」
「出るときは出るんですけどね」なかなか、思うようにならないのが、オーロラですね。


さて、ビュッフェは、チーズ系が充実していて、キャラメル味の山羊チーズ、カビが入ったチーズなど、うれしい朝食です。
前の日のホテルにあった、ローストトナカイは、ないのですが、コンビーフがなんだか、臭い!

「これは、コントナカイだよ!」おいしかったですよ。

ヨーグルトとか、シリアルとか、マリネとか、うれしいのですが、暖かい食べ物が欲しいですね。
さがしていたら、ごはんとみそ汁がありました。
なつかしくて、つい食べちゃいますね。(^O^)

いろいろ持って、テーブルに。
昨夜のPさん、Nさんは、まだ来ていなくて、若いおにいさんWさんとお母さんがいました。
Wさんには、実は、初日、wifiを、ホテルのフロントにお願いするときに、英語になれてなくて、
「wifi・・・」と困っていたところを、流ちょうな英語で、助けてもらっていたんです。


「今日の自由行動は、どうしますか?」連泊なので、昼間は自由行動です。
「ぼくは、スキーに。母は、お買い物ですよ。」とWさん。
「私達もスキーに行きたくて」とかみさん。目が輝いています。
「9時過ぎにバスがあるようですよ」もう、食べ終わりそうです。「レンタルスキーがあるそうです」
9時じゃあ、間に合わないな。(^^;

Wさんが食べ終わって、かわりに留学生Pさんが来ました。
「今日は、Wさんのお母さんたちとお買い物♪」
あ〜、そっちへ行きたいな。

新婚Nさんご夫婦、オーロラの写真を撮った年輩のSさんご夫婦は、犬ぞり。
実は、この犬ぞりが人気で、ツアー客29人のうち、先着の12人しかできないそうです。


「1人、16000円もして、寒い!そんな罰ゲームみたいのやらないよ!」とぼくが嫌がったのですが、人気なら、やればよかったです。(≧∇≦)

ごはんを食べ終わって、ロビーに行くと、Wさんは、もう準備ができています。
添乗員Kさんと、若い女性Oさんが、ゲレンデの案内図を見て、なにやら話しています。


「10時過ぎにもバスがありますね」
スキー場行きのバスの話です。心強くなりました。

「あ、じゃあ、ぼくたちも、そのバスで行こう!」
15年ぶりのスキーへ行くことになりました。

▼フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ
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つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:17Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月10日

ピザ、でかすぎ!

【北欧オーロラ旅行記12. ピザ、でかすぎ!】

2日目、2月17日夜 7:30ごろ
フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ

30分ほど輝いたオーロラに感動して、あらためて、ホテルのロビーに。
みんな、ホッとしたような、満足げな顔をしています。
鍵を受け取って、部屋へ。

「おなか空いたね〜」
「みんなどこ行くのかな〜」

添乗員Kさんから渡された、この辺の地図、日本語メニューがあるお店に印がついています。
「とりあえず、行ってみようか」
「昨日のスーパーみたいなことないと、いいけどね」
昨夜の粗末な食事を思い出します。

「日本語のメニューがあれば、大丈夫だね」
「パリじゃあ、お店に入れずに、1週間スーパー通いだったけど、君がいれば大丈夫だよ」頼りないぼくです。(^^;

外は大分冷えているでしょうから、暖かい格好をして、出かけました。
「ユッラスは小さな町だっていうけど、道広いね」
「長野を想像していたよ」

20年前は、長野へスキーしに何回も行ってました。
細い田舎道に時々あるおみやげやさんを、この町でも想像していました。
ホテルの前は、観光バスが余裕で通れるくらいの片側2車線くらいの広い道。
その半分を、車道に、半分を歩道とスノーモビルに使っています。

「寒いから走ろう!」下っていくと、若者3人、男性1人、女性2人が前を歩いています。


同じツアーの方のようですね。

「オーロラ、よかったですね。夕ご飯ですか?」話しかけてみました。
「ピザ、食べに行くんですよ。ご一緒しませんか?」
おじゃまかな〜と思いましたが、
「行きましょう!」渡りに船とは、このことですね。(^O^)

5分ほど歩くと、大きいけど締まっているカラオケ屋さんの向こうに、ピザ屋さん。
メニューを開くと、確かに日本語もありました!

だいたい12ユーロ、1500円くらい。ホッとしますね。
「お、トナカイだ!チャレンジしよう!」とぼく。
「へ〜、また食べるの?私は、サーモン」
それぞれ、頼みましたが、男の子は、「熊、食べよう!」

女の子が頼みに行ってくれました。
彼女は、韓国からの留学生Pさん。英語もペラペラのようです。

Pさんは、世界中をまわっているそうです。
「うちの上の娘も、モンゴル、インド、フランス、アフリカ、いろいろ行ったんだよ。」とぼくたち。娘を見ているようです。

お二人は、新婚さん、Nさんご夫婦。
前日のサプミパークで、サーメ人の赤ちゃんゆりかごを持っていて、みんなに冷やかされていた方でした。
Nさんご夫婦は、地元の国立大学で知り合ったそうで、結婚式を上げて、こちらに新婚旅行。
うちの真ん中と下も静大。上の子は、半年前結婚式上げたし、親近感が湧きますね。

そんな話をしているうちに、ピザが来ました。
「でかい!(@@;)」
お皿から、はみ出ていて、50cmくらいはありそうです!

心配していたトナカイも、そんなに臭くもなく、おいしく食べられましたよ。
ただ、大きすぎ!
女性たちや、ぼくたちはともかく、若いお兄さんまで、半分ちかく残してしまいます。


熊も食べてみたかったな〜。
楽しいNさん、Pさんとの出会いに感謝です。(^O^☆♪

▼フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ
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つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 14:55Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月09日

星一徹とオーロラ

【北欧オーロラ旅行記11. 星一徹とオーロラ】

2日目、2月17日夜 6:00ごろ
フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオに到着しました。
午後1時から4時間走って、6時というのは、国境を越えて、時差が1時間プラスになっています。

がやがやと、バスの下から、スーツケースを出していると、星一徹そっくりの白髪のおじさんが、ホテルから出てきました。

「こんばんは〜、日本人ですか?」とぼく。
「おや、日本人だね、今着いたの?自分は、もう3泊目。ここには、5泊するんだよ」クラブツーリズムのツアーのようです。

「オーロラ、見られましたか?」
「まだ、見えないんだよ」
「ぼくたちは、昨日の夜、カラショークで見ましたよ!大丈夫ですよ!」

前の晩見たというのは、やっぱり、自信になりますね。
スーツケースを、ホテルに運び入れていると、

「オーロラ出てる!」という声が。
一堂、荷物をほったらかしで、外へ!
ぼくは、もたもたと、スーツケースの鍵を開け、三脚を出して、また鍵をかけて、外へ出ましたよ。

ホテルの横にある、大きな駐車場へ。
いつの間にか、雲は切れて、左の方から、たなびくようなオーロラが出ています。
写真を撮っていると、今度は、真上、右の方、踊るように、あちこちから、出現!
すばらしい!\(^O^)/

ぼくのカメラでは、8秒シャッターですから、三脚ですが、中には、手持ちでばっちりの方もいます。
「ISO1600で、大丈夫!」
みんなで、記念写真とか、撮ってます。
いいな〜、ぼくのcanonは、ISO上げると、ざらざらになっちゃうし、FUJIは、写らないし。

そんな時、ちょっと年上のご夫婦が、
「そのカメラで撮ってくれます?」
「8秒間、じっとしててくださいね」
SDカードを入れ替えて、撮りました。
結構きれいに写っていて、よかった!(^o^)

▼フィンランド、ラップランドホテル ユッラス カルティオ
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つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:34Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月08日

Tシャツ一枚のおにいさん

【北欧オーロラ旅行記10. Tシャツ一枚のおにいさんがでてきましたよ!】

2日目、2月17日昼 1:00ごろ
ノルウェー、カラショーク、サーメ文化施設、サプミパーク内のレストランを出て、
今夜のホテル、フィンランド、ユッラスへバスで、向かいます。
約、4時間の長旅。

だいたい、昼ご飯を食べると、眠くなりますが、
「もうすぐ、国境ですから、起きていてくださいね」と添乗のKさん。

「ここです!」小さな川を渡ると、国境。
県境みたいな看板がありますが、あっと言う間で、写真を撮る暇もありません。

ノルウェーの森は、終わり、フィンランドに入りましたが、相変わらず、白一色。
時々「トナカイだ!」という声が上がり、急いでカメラを。
どうも、鈍いですね。結局一度も撮れませんでした!(≧∇≦)

1時間半ほど走って、ウトウトしたころ、イナリという場所につきました。
日本語みたいですね。

ドライブインみたいなお店です。
「トイレ休憩ですが、トイレは、1ユーロ。何か、買うとか食べれば、ただですよ」

外の気温は、昼間なのに、-5℃!寒い!
お店の中から、なんと、Tシャツ一枚のおにいさんがでてきましたよ!
涼しい顔して、タバコでしょうかねえ。(@@;)

ぼくは、1.6ユーロのコーヒー、かみさんは、1ユーロの絵はがきを買って、トイレに行きました。
レストランと同じ、腰高の便器。北欧人は、足が長いんですね。

バスに乗ると、前の座席のMさんが、
「向かいのコンビニでビールとつまみ買っちゃった♪」
まめったいですねえ。(^^;

天気は、夕陽が見えたりもしましたが、相変わらずどんよりしています。

暗くなって、
「オーロラかも!」遠くの光に期待しますが、近づいてみるとナイターのスキー場だったりします。

「今夜は、オーロラ無理かな〜」
バスの中に、期待と不安が同居しています。


つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:23Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月07日

う!まずい!(≧∇≦)

【北欧オーロラ旅行記9. 「う!まずい!」(≧∇≦)】

2日目、2月17日朝 11:30ごろ
ノルウェー、カラショーク、サーメ文化施設、サプミパーク内のレストランです。

サーメ人の大きな集会場テントをイメージしたようで、15人くらいが、円形に座り、真ん中に火がおきています。
中は昼間というのに薄暗いですね。

隣に座った、一人旅のMさんが、カメラを見せてくれます。
「トイレがねえ、おもしろいんだよ」
実際に行ってみましたが、男性便器、あさがおの位置が高い!
172cmのぼくなら、なんとかなりますが、子供はちょっと無理かも。

でも、Mさんの画像は、これではなくて、展示場のトイレだったようです。
その後、画像は見せてもらうチャンスがなく、かなり気になります!
今回の旅で、一番の心残りですね。(≧∇≦)

薄暗いので、なんだか闇鍋みたいです。
Mさんは、ビールを注文。お水と同じ湯飲みに入ってきます。
「ムードでないなあ」とぼやいてます。

お料理は、はじめがサーモンのサラダ。
スーパーでもおなじみの味、ノルウェーサーモン♪

「おいしい〜♪」
「でも、暖かいモノが食べたいね」

2皿目は、スープ。
「トナカイのシチューですね」と添乗さん。

「う!まずい!」(≧∇≦)
「臭いねえ」
トナカイの臭みがでていて、ちょっと吐きたくなるような味。

「こっちの人は、こういうの食べているのかなあ」
がまんして、食べきりました!o(^_-)O

最後は、アイスとコーヒー。これは、おいしかったですね。
名物にうまいものなし、って言いますが、変なモノでも、その土地に来たな、って感じがして、いいですね。(^O^)


つづく

  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:15Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月06日

北欧の匠宿

【北欧オーロラ旅行記8. 北欧の匠宿♪】

2日目、2月17日朝 10:30ごろ
外をぶらりとした後、さきほどの展示館に戻ってきました。

入り口には、コップや花瓶などのガラス製品が並んでいて、その奥で、何か作業をしてますよ。
電動キリみたいなので、ガラスに模様をつけていますね。

「写真撮っても良いですか?」英語で訪ねると、OKとのこと。
調子に乗って、
「アイ アム ア バンブー クラフトマン」なんて言ってみたら、喜んでくれて、
「何を作ってるの?」
「インセクトゲージ、フラワーベース、ランプシェード」と自慢しちゃいました。(^O^)

彼女は、始めて3年目。
今日日曜日はお休みですが、平日は、火をおこしてあって、溶かした材料を吹いて、丸いグラスを作る実演をやっているそうです。
見たかったな〜。(^o^;

こちらは、銀細工も実演しているそうで、6つの作業机が並んでいます。
いつもなら、にぎやかに作業している風景も見られるんですね。
次回は、ぜひ平日にしたいです。


それにしても、体験はできないものの、実演工房があるなんて、思っていませんでした。


他には、曲げわっぱや陶芸、木製だと思ったら、トナカイの角で作ったスプーンなど、たくさんの工芸品があります。
サーメ文化というよりも、ノルウェー文化でしょうね。


さて、工芸品に目を奪われているうちに、朝食をご一緒した、一人旅のMさん、絵はがきを見ていますよ。
「オーロラの写真を取り損ねたから、買っていこうかな。まだクローネ、残ってるし」


買ってみたら、なんと25クローネ、約500円!?
よく見ると、ホログラムになっていて、絵が動くんですよね。

「いいな〜」うらやましがるかみさんに
「ぼくがいい写真を撮ってあげるから、大丈夫!o(^_-)O」
あ〜、でも買っときゃよかった。

さて、そろそろ、おなかが減ってきましたね。
お昼は、何でしょう。(^O^)

つづく






  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:19Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月05日

さみー所のサーメ人!(≧∇≦)

【北欧オーロラ旅行記7. さみー所のサーメ人!(≧∇≦)】

2日目、2月17日朝9:30ごろ
ホテルのロビーに集合、荷物をその場に置いて、裏口から降りていくと、「サプミ」というテーマパークに入ります。

日本で言えば、アイヌ。アラスカなら、エスキモーでしょうか。
北欧では、サーメ人が、昔からすんでいて、カラショークは、その首都だったそうです。


さみー所のサーメ人って、覚えやすいですね。(^O^)

テントみたいな、昔の住居が並んでいて、ちょっと登呂遺跡みたいですね。
真冬だと、日が昇らない日もあります。
暖かな静岡と違って、こんな寒いところに、いくら火をたいても、住むのは大変でしょうね。(^^;

りっぱな展示館があります。
日本語のビデオがあって、びっくり!
この世は、白いトナカイが作ったそうです。

がっちりしたおねえさんが、英語で、サーメ人の道具などを、説明してくれます。もちろん、添乗さんが通訳してくれました。
トナカイの皮をつかった上着や靴。トナカイが神様なのに、とことん利用しているようですね。

右下、ぼくの来ているのは、夏服かな、ジャージみたいな生地です。
ゆりかごは、木でできていて、トナカイそりにひかせるそうです。たくましいですねえ。

ひっくり返らないんでしょうかねえ。(^^;

新婚夫婦が持つと、「早く赤ちゃんできるといいね!」とか、冷やかされましたが、われわれの場合は、
「早く、孫が欲しい!」

「10:30から、ショップが開きますよ〜!」とりあえず、おみやげですね。(^o^)/



▼リカ ホテル カラショーク
http://www.booking.com/hotel/no/rica-karasjok.ja.html

つづく



  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:09Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月04日

トナカイ食べちゃった!(^O^)

【オーロラ話6. トナカイ食べちゃった!(^O^)】

2日目、2月17日朝7:40ごろ

朝食です!
「昨夜は、あまり食べなかったから、食べるぞ!o(^_-)O」

北欧と言えば、バイキング。こちらでは、ビュッフェスタイルです。
「どんなモノを食べてるのかな〜」

シリアルが多いですね。パフパフした穀物っぽいのに牛乳をかけるのでしょう。
冬が長いから、ドライ食品が多いんですね。
ハムやチーズは、とってもおいしい♪
日本人向けに、ごはんもあります。

お皿にいろいろとって、テーブルに。
「昨日のスーパーで買ったら、いくらくらいになるかな〜」

一緒に来たらしい、丸っこいおじさんがいます。
お話をすると、一人旅だそう。

以前、パリへ仕事で行ったときは、一人で泊まったのはいいのですが、食事に行けなくて。
1週間、スーパー通いでした。(^^;

ツアーだと、数万円割高ですが、今回も何人か、いました。
カメラがお好きなようで、
「来る前にnikonが安くて、買っちゃったけど、2秒までしか、シャッターが開かなくてね」
オーロラがうまく、写らなかったようです。

持ってきた食品の中で、ジャーキーぽいのと牛タンみたいなのがありました。
「おいしいね♪」と言ってると
添乗さんが
「ローストトナカイとトナカイの舌ですね」

トナカイ食べちゃった!(^O^)
ちょっと臭い感じだけど、意外と食べやすい!


「9:20に、荷物を持ってロビー集合です!」
現地人サーメ人の博物館が、ホテルのすぐ裏です。


▼リカ ホテル カラショーク
http://www.booking.com/hotel/no/rica-karasjok.ja.html

つづく



  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:05Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月03日

オーロラ話5. またオーロラでてるかな?

【オーロラ話5. またオーロラでてるかな?】

サウナから戻ってきて、まだ7:30

「オーロラでてるかな?」
「行ってみよう!」
ロビーには、数人の日本人。同じバスで来たみたいですが、まだあまり顔も覚えてません。

ドアを開けて外へ出ると、星空。
地元の方らしい方が、寄ってきて星を指さします。
「4.5.6...」 よく見ると北斗7星。頭上なんですね!

向こうの方には、いっぱい着込んで、三脚に乗ったカメラにもカバーをかぶせている方が。
「ホントは、オーロラ観測って、ああいうもんだよね。」

冷えて来ました。
「ソーレ♪」エアロを踊って暖まりますが、出そうにないので、部屋へ戻りましたよ。


テレビは、故障していますが、このホテルは、wifiが無料なんです。
今回、iPod touch、iPad、ミニノートを持ってきていて、写真をバックアップしたり、facebookをのぞいたり。便利な世の中になりましたね。

「そろそろ、どうかな〜」
2時間ほど経った、9:30ごろにぎやかなロビーを抜け、かみさんが先に外へ。
すぐ戻ってきて、
「出てるから、呼んでこいって!」さっきの観測してた方からでしょうか。
ロビーにいたみなさんと、外へ。

さっきのよりも太い感じ。出る場所も、てっぺんが多いです。
どんどん、変化したり、出現するオーロラ。すごい!\(^O^)/
だんだん、雲が出てきて、まだら模様になったりもするけど、そんな形もうれしい♪

途中、なんと、Uターンの車とか入ってきます。
こんな場所で、見られる方が奇跡なんでしょうか。

ホテルの方を見ると、地元の方々、普通に、お食事中。
やっぱり、見飽きているのでしょうかね。(^^;


  


Posted by 駿河屋 黒田  at 17:48Comments(0)オーロラと北欧文化の旅

2013年03月02日

混浴サウナ!いってみよう

オーロラは、30分以上輝き、その間に、丘の上まで、車で連れていってもらったりしましたが、そろそろ薄くなってきました。
からだも冷えてきたし、部屋には、シャワーしかありません。

「サウナ行ってきたら?」とかみさん。
「混浴サウナ!いってみよう!」そう、ここの名物は、混浴なのです。
「いやだよ、あんただけ、行ってきな!」

意外と、若い女の子が入ったりしていて・・・!妄想がふくらみます。
フロントへ行きましたが、金髪のお客さんらしい人しかいません。

奥に向かって「サウナ、プリーズ」と叫んでみたら、
「OK、OK!」と気さくなおじさん。
奥に向かって、「キープ、マイ、バッグ!」と叫んで、バッグを置いて、
部屋の向こうへ先導してくれます。

「ノーザンライト(オーロラのことです)見たか?」みたいなこと言ってますので、
「ビューティフル!ワンダフル!」

英語、こんなに気さくに話してくれる!
もっと勉強すれば良かったですね。

サウナの入り口手前が、休憩室みたいです。
のぞくと、バスタオルをまいた、外人女性がいます。

「お〜!」これはいけるかも!\(^O^)/

「ここがシャワー、奥がサウナ」とうれしそうに教えてくれて、おじさんは戻ってしまいました。
さっさと浴びて、奥へ。

意外と広い部屋。
真ん中の壺に、熱い石が入っているようです。

女性はいなくて、さっきの方に似た金髪の大きなおじさん。
「ノーザンライト見たか?」みたいなことを、また聞かれましたので、
「ビューティフル!ワンダフル!」

ところで、日本でやると怒られることもあるそうですが、この辺りは、壺に水をかけます。
ジュワーと蒸気が出て、蒸し暑くなります。

おじさん、ぶつぶつ言いながら、出ていきました。
一人になって、入ってきた方と違うドア、多分女性用シャワーの方をむなしく見てると、おじさんが、バケツに雪を入れて戻ってきました。
「これがいいんだ!」と、雪を頭にこすりつけたり、壺に入れたり。

「こっちへ来い」と、反対側のドアへ。
あけてみると外でした。
裸の男二人、もし、オーロラが出ていても、メガネはないし、あんまりロマンティックじゃないですね。

「ジャパニーズレディと一緒に来い♪」と、ガハガハ笑って出てきました。
北欧のおじさんも、日本のおじさんも、あんまり変わらないですね〜!(^o^;

ちなみに画像は、ホテルのページから、借りました。
ぼくの妄想モードですね。(^O^)

つづく

▼リカ ホテル カラショーク
http://www.booking.com/hotel/no/rica-karasjok.ja.html



  


Posted by 駿河屋 黒田  at 16:40Comments(0)オーロラと北欧文化の旅